アジア競技大会調査特別委員会

2019年12月25日

12月25日、アジア競技大会調査特別委員会の県内調査で、豊田スタジアムと瑞穂公園陸上競技場を視察してまいりました。最初に「ラグビーワールドカップ2019日本大会を振り返って」というテーマで、愛知県スポーツ局スポーツ課総括専門員 杉山直樹氏が、ラグビー組織委員会の一人として派遣されていたため、吸収してきたものを我々の前で発表されました。

 

日本代表チームの活躍により、国内外から大きく注目を集め、経済波及効果は4,372億円、日本代表の桜ジャージーは20万枚がほぼ完売、TV視聴率は日本対スコットランド戦は39.2%(瞬間最高視聴率53.7%)、日本対南アフリカ戦は41.6%(瞬間最高視聴率49.1%)と高い数字を記録、等々素晴らしい結果を残し、流行語大賞には「ONE TEAM」が選ばれました。ここ豊田スタジアムでは3試合行われ、観客動員数は111,689人だったそうです。全試合での観客動員数は延べ170万4,443人(1試合平均37,877人)、チケット販売数は184万枚(販売率99.3%)最高記録だそうです。

 

この愛知・豊田でラグビーワールドカップを開催したノウハウを、今後のアジア競技大会へどのように生かしていくかが課題です。国際大会に向けて取り組むべきことは、『①大会運営の組織体制、選手・チーム対応、自治体との連携 ②地元でのおもてなし・魅力発信 ③ボランティア ④情報発信(広報、SNSの活用)④選手等と地域の交流』だと提案されました。準備がいよいよ始まります。